就職活動を始めよう

就職活動を始めよう。

 

卒業後の仕事を見つけよう。

 

そのためには、一体何をすれば良いのか、いつから始めれば良いのか。

 

大雑把な就職活動の大まかな流れとしては、次のような感じになっている。

 

企業が採用者を決定する「選考」を始める時期は、色々変わるのだが、2018年卒の募集は6月開始になっている。

 

これは経団連(けいだんれん/日本経済団体連合会)という、東証一部上場企業を中心とした経済団体が決めて居るもので、年によって変わったりする。

 

たとえば、4月だったり6月だったり8月だったりという風に。

 

これは毎年のように議論になるのだが、あまり早く始めると、大学4年生の授業に出席せずに就職活動する学生がたくさん出てくる。

 

それで大手企業に採用が決まれば、授業をサボって就職活動した方が良いという事になりかねない。

 

これは大学側から不満が表明される原因になる。

 

一方、あまり遅く始めると、不人気企業や中小企業の採用に支障が出てしまう。

 

不人気企業や中小企業への応募は、人気企業や大手企業の選考が終わってから本格化する場合が多い。

 

なので、大企業の採用結果が出るのが遅くなると、中小企業の選考や採用活動も後ズレしてしまうのだ。

 

こうなると、中小企業から文句が出てしまう。

 

もちろん内定が中々決まらない学生の、大学4年生の後半の勉強や卒論作成に支障が出てしまう。

 

つまりちょうど良い開始時期というのがなくて、何十年にもわたって、選考開始時期がコロコロ変わるという不思議なことが起こっているわけだね。


就職活動の流れ・就活の大まかなスケジュール

選考開始月が6月の場合は、次のようなスケジュールで就職活動が行われる。

 

大まかに言うと、大学3年生の冬までは、企業研究や筆記テスト対策の勉強、資格試験のための勉強やインターンシップに励むことになる。

 

年が明けたら本格的に自分がやりたい仕事がなんなのかを見極めて、エントリーの準備に入ることになる。

 

筆記試験は、一般教養や、高卒レベルの学力などを試すレベルが多いようだ。

大学3年生の夏・秋 企業研究/インターンシップ(企業の職場体験)/資格試験の勉強
大学3年生の冬 企業研究/資格試験など
大学4年生  
 3月から 大企業の企業説明会、中小企業の合同企業説明会、リクルートやマイナビなどの就職フェア
 4月から ES(エントリーシート)の提出、
 6月から 筆記テスト、面接、その他(企業それぞれが実施)
 7月から 内々定(ないないてい、企業が採用を決定)
 10月から 内定式(正式な企業の採用通知)